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ヨガとピラティスはどう違うの?

ヨガとピラティスはどう違うの?インドを発祥とするヨガと、ドイツ人がヨガなどをヒントに作られたピラティスは、健康的な身体作りを目指したエクササイズとして人気となっています。

ポーズも似ていることもあり、ピラティスとヨガは度々比較されますが、その特徴や目的、効果などは全く異なっています

では、両者の違いについて詳しくみてみましょう。

ヨガとピラティスの目的とは?

ヨガとピラティスでは目的が大きく異なっています。ヨガ本来の目的は、自分自身の身体と心を結び付けて一体化し、宇宙とつながりをもち、心の安定を得ることです。

そのため、精神面を鍛えるスピリチュアルな要素が多く取り入れられています。それには、リラックスできる呼吸法に加えて、瞑想が組み合わされています。それにより、身体の歪みを矯正しつつ、穏やかな精神状態を保つことを目指しています。

一方ピラティスは、負傷した身体の機能を回復させるために開発されたエクササイズで、体幹の筋肉を鍛えることが主な目的です。つまり、リハビリのために考案された運動なので、ヨガよりも即効性があり、身体の芯から整えられるものとなっています。

このように目的は異なっていますが、両者は健康な身体を作ることができるものであり、健康的に痩せられる効果が期待もきます。

ヨガとピラティスのやり方の特徴とは?

同じような動きに見えるヨガとピラティスですが、どのような違いがあるのでしょうか?

まず、ヨガは瞑想することで、自分を見つめ直す時間があります。

複式呼吸でストレッチをすることで「副交感神経」を高め、筋肉が緩んだ状態でポーズを決めます。それによって歪みを整え、心をリラックスさせます。

一方ピラティスの場合、胸式呼吸でトレーニングを行い「交感神経」を高めます。それにより、脳や身体が活性化されます。このように、両者では呼吸法が大きく異なっています

自分に合ったものを選ぼう!

心身の安定が得られるヨガと、体力作りや回復が期待されるピラティスは、効果を実感する時に満足度が異なってきます。したがって、自分の目的に合ったものを選ぶことは重要です。

では、ヨガが向いているのはどんなタイプの方でしょうか?ヨガはストレスから解放されてリラックスしたい方や、精神面を強化したい方などにおススメです。

一方、精神面よりも筋力を強化することを目的とするピラティスは、スポーツでのスキルアップを目指している方や、肩・腰などのリハビリが必要な方、ウエスト・骨盤周りを引き締めたい方、脳を活性化させたい方、ポジティブ思考を身に付けたい方などにおすすめです。

どちらも毎日継続して行うことで、効果を実感することが可能です。